大アルカナ22枚の意味一覧【正位置・逆位置】ウェイト版準拠の保存版

世界タロットリーディング協会 監修

カードの意味

大アルカナは、タロット78枚のうち人生の大きなテーマを担う22枚。この記事では、世界標準であるウェイト版(ライダー・ウェイト・スミス版)の1909年原画とともに、0「愚者」から21「世界」まで全カードのキーワード・正位置・逆位置、そして恋愛と仕事での読み分けを解説します。辞書のように、リーディングのたびに引ける保存版です。

大アルカナとは ― 22枚が描く「魂の旅」

タロット78枚は、大アルカナ22枚小アルカナ56枚に分かれます。小アルカナが日常の出来事や心の機微を扱うのに対し、大アルカナは人生の転機・宿命的なテーマ・魂の成長段階といった「大きな物語」を担います。リーディングで大アルカナが出たときは、その事柄が相談者にとって重要な局面であるサインと読むのが基本です。

22枚は「0 愚者」に始まり「21 世界」で完成する一連の物語――しばしば「愚者の旅」と呼ばれます。何も持たない若者(愚者)が、師と出会い、愛を知り、試練に揉まれ、死と再生を経て、世界との一体に至る。この流れを頭に入れると、22枚の意味は「バラバラの暗記事項」から「一本の物語の場面」に変わります。

意味一覧の使い方(正位置と逆位置)

正位置はカードの力が素直に発揮されている状態、逆位置はその力が過剰・不足・停滞など偏って現れている状態と考えるのが基本です。逆位置を「凶」と恐れる必要はありません。「正位置の意味がうまく流れていない。どこで滞っているのか」を考える手がかりです。なお、逆位置を採用しない読み方も正統な流儀のひとつです(詳しくは「タロットの始め方」)。

各カードには恋愛・仕事の場面別の読み方を添えました。「ワンオラクルで仕事を占ったら審判が出た」というとき、そのまま引ける実用辞書としてお使いください。

キーワードは「単語帳」ではなく「出発点」です。実際のリーディングでは、質問の文脈と原画の細部を重ねて、自分の言葉で文章にしてください。掲載画像は1909年版の原画です――色や小物まで、意味の手がかりに満ちています。

0〜7番 ― 旅立ちと出会い

0THE FOOL

ウェイト版タロット「愚者」1909年原画

愚者The Fool

自由/可能性/旅立ち/無垢

正位置:崖の縁で空を仰ぐ若者。白い薔薇は無垢、小さな荷物は「持たない身軽さ」、足元の白い犬は本能からの助言者です。常識より可能性を信じる新しい旅立ち。計画の完璧さより、踏み出す軽やかさが幸運を呼びます。
恋愛:先の読めない恋の始まり、自由な関係。損得抜きのときめきに従ってよい時。仕事:未経験分野への挑戦、独立の初期衝動。前例のなさは弱点ではなく資格です。
逆位置:無計画、軽率、責任からの逃避。自由が「放浪」に変わりかけています。恋愛では気まぐれな態度、仕事では見切り発車に注意。荷物の中身=最低限の準備だけ確かめて。

ITHE MAGICIAN

ウェイト版タロット「魔術師」1909年原画

魔術師The Magician

創造/意志/才能の発揮/始動

正位置:天へ杖を掲げ、地を指す姿は「天の力を現実へ降ろす」意志の象徴。机上には杖・杯・剣・金貨=四大元素の道具が揃い、頭上には無限大の印。必要なものはすでに手元にあります。意志を定めれば、物事は形になり始めます。
恋愛:自分から動けば通じる時。言葉の魅力が武器になります。仕事:新規プロジェクトの好スタート、企画力・交渉力の冴え。道具(スキル・人脈)の棚卸しが追い風に。
逆位置:器用貧乏、口先だけ、才能の空回り。手段は揃っているのに目的が曖昧です。恋愛では調子のよい言葉への注意、仕事では「何のための企画か」の再確認を。

IIHIGH PRIESTESS

ウェイト版タロット「女教皇」1909年原画

女教皇The High Priestess

直感/知性/静けさ/秘密

正位置:黒白二本の柱の間、月を足元に置いて座る巫女。膝の巻物「TORA」は、まだ開かれていない知恵。答えは騒がしい外側ではなく、静かな内側にあります。学び・研究・精神的充実に最良の時期。
恋愛:プラトニックな敬愛、動より静の魅力。焦らず観察する側に回ると吉。仕事:分析・調査・資格勉強が実る時。即断より熟考が正解です。
逆位置:神経質、潔癖、頭でっかち。理屈が感情を締めつけています。恋愛では減点主義に、仕事では批評ばかりで手が止まる傾向に注意。柱の間=中庸へ戻りましょう。

IIITHE EMPRESS

ウェイト版タロット「女帝」1909年原画

女帝The Empress

豊かさ/愛情/実り/母性

正位置:麦畑と森と小川に囲まれたクッションの玉座。柘榴模様の衣は豊穣、盾には金星の印。奪い合わずとも満ちてくる、育てたものが実る時です。愛されること・受け取ることを自分に許してください。
恋愛:愛される幸福、結婚・妊娠にも縁起のよい札。魅力が自然に開きます。仕事:育ててきた企画・部下・顧客の実り。クリエイティブ職には特に吉。
逆位置:過保護、怠惰、浪費。与えすぎか、受け取りすぎ。恋愛では尽くしすぎ・依存に、仕事では現状の心地よさへの安住に注意します。

IVTHE EMPEROR

ウェイト版タロット「皇帝」1909年原画

皇帝The Emperor

安定/責任/達成/指導力

正位置:荒々しい岩山を背に、牡羊の意匠の石の玉座へ堂々と座る王。鎧の上に赤いマント――戦いを知る者の統治です。努力で築いた地位と、守る責任。決断を引き受ける覚悟が状況を安定させます。
恋愛:頼れる年上・実直な相手、結婚を見据えた誠実な関係。仕事:昇進、経営視点、組織づくり。ルールを整える仕事が評価されます。
逆位置:独断、頑固、支配的な態度。守りが硬直に変わっています。恋愛では束縛・上から目線、仕事ではワンマン化に注意。玉座から降りて現場の声を。

VHIEROPHANT

ウェイト版タロット「教皇」1909年原画

教皇The Hierophant

信頼/伝統/助言/良識

正位置:二人の弟子に教えを授ける聖職者。三重の冠と三重の十字は天と地をつなぐ役割を示します。信頼できる助言者、実績ある方法、社会の承認。困ったら正攻法と目上の知恵に頼るのが吉。
恋愛:誠実な交際、周囲に祝福される関係。結婚の相談・挨拶にも良い時。仕事:師や先輩に学ぶ、資格・制度に沿った前進。組織の信頼を得られます。
逆位置:形式主義、見栄、古い慣習への固執。「正しさ」が窮屈になっています。恋愛では世間体優先に、仕事では前例主義に注意。教えは、生きて使ってこそです。

VITHE LOVERS

ウェイト版タロット「恋人」1909年原画

恋人The Lovers

恋愛/選択/共感/調和

正位置:大天使ラファエルの祝福の下、向かい合う男女。背後には知恵の樹と生命の樹。心が通う喜びと同時に、これは「選択」の札でもあります。心が自然に向かうほうを選んでよい、という祝福です。
恋愛:相思相愛、楽しい交流、直感で選んだ相手が正解。仕事:相性のよいパートナー・チーム、共同作業の成功。好きな仕事を選ぶ勇気も後押しされます。
逆位置:迷い、誘惑、優柔不断。目先の快さで大切な選択を先送りしています。恋愛では気持ちの定まらなさや誘惑、仕事では安易な妥協に注意を。

VIITHE CHARIOT

ウェイト版タロット「戦車」1909年原画

戦車The Chariot

前進/勝利/行動力/克己

正位置:白黒2頭のスフィンクスを、手綱なしの意志だけで御す若き王者。星の天蓋は天の加護。相反する力(理性と感情、攻めと守り)を束ねて突き進めば、勝利はあなたのものです。迷いを断つことが最大の武器。
恋愛:積極的なアプローチが実る時。遠距離や障害も勢いで越えられます。仕事:プロジェクトの推進、営業・競合案件での勝利。スピード勝負に強い札。
逆位置:暴走、空回り、コントロール喪失。アクセルとブレーキのどちらかが利きすぎています。恋愛では強引さ、仕事では独走に注意。2頭の呼吸を揃え直して。

8〜14番 ― 試練と内省

VIIISTRENGTH

ウェイト版タロット「力」1909年原画

Strength

勇気/忍耐/本当の強さ/調和

正位置:白衣の女性が、素手で獅子の口を優しく閉じています。頭上には魔術師と同じ無限大の印。力ずくではなく、愛と忍耐で「内なる獅子」(衝動・恐れ)を手なずける成熟した強さです。
恋愛:焦らない粘り強さが実る時。気難しい相手の心も、時間をかければ開きます。仕事:難しい交渉・扱いにくい案件を柔らかく制する。感情的にならない人が最後に勝ちます。
逆位置:臆病、自信喪失、あるいは感情の暴発。恐れが判断を鈍らせています。獅子は敵ではなくあなた自身の力――なだめて味方につけましょう。※ウェイト版では8番(マルセイユ版では11番)。

IXTHE HERMIT

ウェイト版タロット「隠者」1909年原画

隠者The Hermit

内省/探求/単独行/成熟

正位置:雪山の頂で、六芒星のランプを掲げる老賢者。灯りは外を照らすためではなく、あとに続く者への道標です。一人の時間が答えをくれる時。急がず、静かに、深く。
恋愛:距離を置いて見えてくる本心。表面的な出会いより、内面の通う相手を。仕事:専門性の深掘り、研究職・職人仕事に吉。安易な多数派に流されない判断を。
逆位置:孤立、閉じこもり、疑心暗鬼。内省が「引きこもり」に変質しています。恋愛では心を閉ざしすぎ、仕事では抱え込みに注意。ランプは、下山して使うためのものです。

XWHEEL

ウェイト版タロット「運命の輪」1909年原画

運命の輪Wheel of Fortune

転機/幸運/流れの変化/チャンス

正位置:空中に浮かぶ大きな輪を、四隅の聖獣が見守ります。輪は上がる者と下がる者を乗せて回り続ける――今はあなたが上がる番です。自力を超えた好機の到来。ためらわず乗ること。
恋愛:運命的な出会い、関係の急展開。偶然の再会も見逃さないで。仕事:異動・抜擢・思わぬ引き合い。外から来る変化に乗る判断が吉。
逆位置:タイミングのずれ、すれ違い、一時的な下降。無理に輪を回そうとせず、次の上昇を待つ賢さを。恋愛・仕事とも「今すぐ」に固執しないことです。

XIJUSTICE

ウェイト版タロット「正義」1909年原画

正義Justice

公平/均衡/因果/誠実

正位置:右手に剣、左手に天秤。感情に流されない公正な裁定者です。積み上げた行いに見合う結果が返る時――誠実だった人には、これ以上ない味方の札です。
恋愛:対等でフェアな関係。あいまいな関係には白黒がつきます。仕事:正当な評価、契約・法務・交渉ごとの好転。筋を通した主張が通ります。
逆位置:不公平、板挟み、責任転嫁。どちらかに傾いた天秤を直す必要があります。恋愛では貸し借りの偏り、仕事では評価への不満。まず自分の側の秤から点検を。

XIIHANGED MAN

ウェイト版タロット「吊るされた男」1909年原画

吊るされた男The Hanged Man

忍耐/視点の転換/自己犠牲/学び

正位置:T字の生木に片足で吊るされながら、頭には後光、表情は安らか。動けない時間は罰ではなく、逆さまの視点だから見える答えを得る修行です。今の我慢は必ず未来の糧になります。
恋愛:待つ恋、育てる愛。今は動くより、相手の立場から見直す時。仕事:下積み・研修・報われにくい調整役。ここでの学びが後の飛躍を作ります。
逆位置:徒労、無意味な我慢、被害者意識。その忍耐は誰のため、何のためかを問い直して。目的を失った犠牲は、降りてよいのです。

XIIIDEATH

ウェイト版タロット「死神」1909年原画

死神Death

終わりと再生/清算/転換

正位置:白馬の騎士が掲げる黒旗には白薔薇――終わりの中の新生の印。地平線には朝日が昇りかけています。ひとつの章の完全な終わり。恐れではなく「再スタートの合図」です。終わらせるから、次が始まります。
恋愛:関係の一区切り、腐れ縁の清算。終わりの先に、より合う縁が待ちます。仕事:撤退・転職・事業の畳み替え。損切りの決断が再生の起点に。
逆位置:未練、ずるずると続く停滞、再出発の遅れ。手放せないものが前進を妨げています。「終わったこと」を認める勇気が、実はいちばんの近道です。

XIVTEMPERANCE

ウェイト版タロット「節制」1909年原画

節制Temperance

調和/節度/循環/癒し

正位置:片足を水に、片足を岸に置いた天使が、二つの杯の間で水を注ぎ交ぜています。感情と理性、仕事と休息――異なるものの「ちょうどよい配合」が見つかる時。無理のないペースが最大の成果を生みます。
恋愛:穏やかに深まる関係、価値観の違いの調律。歩幅を合わせる工夫が実ります。仕事:チームの調整役として輝く時。異分野の掛け合わせも吉。
逆位置:不摂生、消耗、噛み合わない関係。どこかで「注ぎすぎ」が起きています。生活リズム・人間関係の配分を測り直しましょう。

15〜21番 ― 変容と完成

XVTHE DEVIL

ウェイト版タロット「悪魔」1909年原画

悪魔The Devil

執着/誘惑/欲望/束縛

正位置:台座の悪魔と、鎖でつながれた男女。しかしよく見ると、首の鎖は緩く、外そうと思えば外せます。囚われの正体は、他人ではなく自分の欲望と惰性。分かっていてやめられない――その自覚から読みが始まります。
恋愛:離れられない腐れ縁、刺激優先の関係、依存。魅力と危険が同居しています。仕事:惰性の残業、しがらみ、甘い話。「おいしい話」の鎖の太さを確認して。
逆位置:悪循環からの脱出、依存の自覚、縁の清算。目を覚ますチャンスが来ています。緩んだ鎖を、今なら外せます。

XVITHE TOWER

ウェイト版タロット「塔」1909年原画

The Tower

激変/崩壊/衝撃/解放

正位置:岩山の塔に雷が落ち、王冠が弾け飛ぶ。壊れているのは「無理を重ねた前提」です。突然の変化は痛みを伴いますが、間違った土台に積み続けるより、早い再建につながります。衝撃のあとに残るものが、本物です。
恋愛:突然の破局や発覚――ただし「限界だった形」の清算。本音でやり直す転機にも。仕事:組織変更、計画の白紙化。前提を疑う勇気が次の設計図を良くします。
逆位置:ぎりぎりの回避、長引く緊張、必要な決壊の先延ばし。小さく壊して大難を防ぐ発想を。自分から見直せば、雷は落ちません。

XVIITHE STAR

ウェイト版タロット「星」1909年原画

The Star

希望/理想/インスピレーション/癒し

正位置:大きな星の下、乙女が水瓶から水を注ぎ続けています。嵐(塔)のあとの、静かで確かな希望。すぐに叶わなくても、理想へ素直に注ぎ続ければ願いは形になります。心の傷が癒えていく時期でもあります。
恋愛:憧れが現実へ近づく。理想を下げずに、開かれた心で。仕事:長期ビジョンの種まき、企画の原石。すぐの結果より方向の正しさを信じて。
逆位置:高望み、理想と現実の落差、あきらめ。星を見失ったのではなく、雲がかかっているだけ。注ぐ手を止めないことです。

XVIIITHE MOON

ウェイト版タロット「月」1909年原画

The Moon

不安/曖昧さ/無意識/揺らぎ

正位置:月光の下、犬と狼が吠え、ザリガニが水から這い上がる。夜道は先が見えず、心は揺れます。今は結論を急がない時。不安の多くは「まだ確定していないだけ」で、夜明けとともに晴れていきます。
恋愛:疑心や誤解が生まれやすい時。確かめる前に責めないこと。仕事:情報不足のまま決めない。水面下の動きには観察で対応を。
逆位置:霧が晴れる、誤解の解消、不安の正体の判明。隠れていた事実が見え、遠回りの道の意味が分かってきます。

XIXTHE SUN

ウェイト版タロット「太陽」1909年原画

太陽The Sun

成功/生命力/祝福/達成

正位置:輝く太陽とひまわりの前、白馬に乗った子どもが両手を広げています。文句なしの吉兆。努力が日の目を見て、隠しごとのない喜びに満ちる時。無邪気な自己表現が、そのまま魅力になります。
恋愛:公にできる明るい関係、婚約・成就。素直な気持ちの表現が最強です。仕事:成果が表に出る、表彰・公開・発表ごとに吉。胸を張ってよい時。
逆位置:不完全燃焼、延期、自信の陰り。成功の絵柄そのものは変わりません――少し雲がかかっているだけ。準備を整えて再登板を。

XXJUDGEMENT

ウェイト版タロット「審判」1909年原画

審判Judgement

復活/覚醒/再会/決断

正位置:大天使のラッパの音に、人々が棺から立ち上がり天を仰ぐ。終わったはずのものが蘇る時です。過去の努力の再評価、再挑戦、再会。「立ち上がれ」という呼び声に、応える準備はできています。
恋愛:復縁・再会の代表札。過去の関係の本当の意味が分かる時。仕事:再挑戦の合格、過去案件の復活、埋もれていた実績の発掘。
逆位置:過去への固執、立ち直りの遅れ、好機の見送り。呼び声に気づいて動かないのは自分です。蘇らせる価値のあるものだけを選んで。

XXITHE WORLD

ウェイト版タロット「世界」1909年原画

世界The World

完成/統合/到達/祝祭

正位置:月桂樹の輪の中で舞う人物を、四隅の聖獣が見守ります。愚者から始まった旅の完成。目標の達成、努力の集大成、満ち足りた一体感です。そしてこの輪は、次の旅の入り口でもあります。
恋愛:結ばれる、ゴールイン、遠距離の解消。ふたりの物語がひとつ完成します。仕事:プロジェクト完遂、海外・大舞台への到達。実績が次の扉を開きます。
逆位置:あと一歩の未完成、マンネリ、閉じた世界。完成間近で手を止めていないか。輪を閉じる最後のひと押しを。

覚え方のコツ

1. 物語で覚える

0番から21番を「愚者の旅」の場面として順番に眺めます。旅立ち(0〜7)→試練(8〜14)→変容と完成(15〜21)という三幕構成を意識すると、隣り合うカードの意味が自然につながります。

2. 原画の細部から覚える

本記事の画像は1909年の原画です。キーワードの暗記ではなく、「なぜ愚者は崖の縁にいるのか」「なぜ死神の旗には薔薇が描かれているのか」と絵に問いかけることで、意味は忘れにくい記憶になります。象徴の約束事は「ライダー・ウェイト版タロット完全ガイド」で解説しています。

3. 毎日1枚引く

知識は使ってこそ定着します。朝に1枚引き、夜にその日の出来事と照らす――この習慣が最も確実な学習法です。手順は「タロットの始め方」をご覧ください。

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この原画を、手の中に。

本記事に掲載した1909年版の絵柄を、現代の書籍品質で刊行しています。「THE STANDARD WAITE TAROT 1909」をはじめ、日本語表記対応版・コンパクト版まで、学習に適したクラシックデッキをお選びください。

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よくある質問

大アルカナだけで占ってもいいですか?
構いません。大アルカナ22枚のみのリーディングは古くからある方法で、テーマの本質を大づかみにするのに向いています。日常の細やかな状況まで読みたくなったら、小アルカナを加えてください。
「死神」や「塔」が出たら不幸になりますか?
なりません。タロットは未来を宣告する装置ではなく、状況を映す鏡です。死神は「終わらせて再スタートする力」、塔は「間違った前提が崩れて楽になる転機」。怖い絵柄ほど、実は変化のエネルギーが大きいカードです。
逆位置は必ず読むべきですか?
必須ではありません。正位置のみで読む流儀も広く行われています。慣れないうちは正位置のみで始め、絵柄に親しんでから逆位置を導入する二段階をおすすめします。
掲載されているカード画像は何ですか?
1909年にロンドンで刊行されたウェイト・スミス版タロットの原画(パブリックドメイン)です。現在市販されているウェイト版・ウェイト版準拠デッキの絵柄の源流にあたります。
カード画像:1909年版ウェイト・スミス・タロット原画(パブリックドメイン)を使用しています。

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